私の経験談ベースの話になりますが、子供の不登校で悩んだ時、一番気楽に相談できるのは、市の育児相談課です。
なぜなら…
- 無料(税金お支払いしているわけなので活用しない手はないです)
- 電話ですぐ話を聞いてくれる(予約も必要ないし、開庁時間内ならいつでも聞いてくれる)
- 知り合いじゃないから後腐れなく気楽(ママ友とかだと相手の子供や今後の付き合いにも気を使うけどそれがない)
- 相手は聞くことが仕事(気を使わなくていいのが私は楽でした)
- やってきたことを褒めてくれる(聞くことを仕事にしている方々なので小さなことでも出来てることは認めて褒めてくれます。誰かに認められるって大事です)
と、気楽なことづくし。
SNSなどで流れてくる宣伝に行き着いて、どうしようと考える前に、まず使える行政を使うのが私としてはおすすめです。
我が家のパターンを少しお話しすると…
我が家の小学生がある日突然「学校行かない」と言い始めて、急に始まった行き渋り不登校の日々。
まぁまぁよく聞く話だし、様子見だ、と最初は思っていても、数日経っても行かない。
1ヶ月経っても行かない。
理由もわからない。
ネットでいろいろ調べてみたり、本を買ってみたりしてみるものの、全く同じケースはなかなかない。
そして、ずっと家で一緒にいることになるので、親子でお互いぶつかり始めて、私の方が「いーーーっ!!」という状態になってしまいました。
私がその状態になった時、とにかく話を聞いてくれる人を探しました。
親?いやいや高齢の親にそんな話しても、時代も違うし。
兄弟?環境違いすぎて相談するのも違う気がする。
友達?いや、友達にこんな相談するのも…。
SNS?ネットに垂れ流して変な広告に引っかかるのも嫌…。
咄嗟に思いついたのが、市の育児相談課でした。
何より無料というのがとても助かりました。
結果的に、私は育児相談課と教育研究所の2箇所でお世話になったので、その体験談を共有したいと思います。
私自身が川口市で体験したことですが、どこの行政でも近しい相談先はあるはずです。
税金をお支払いしてる分、遠慮せずに使わせて頂いて良いはずなので、一人で抱え込まずに利用してみてくださいね。
川口市で不登校の相談先
育児相談課
ネットで「川口市 育児相談」と調べると子育て相談課というところが出てきます。
私はとにかく話を聞いて欲しくて、まずこちらにお電話しました。
048-259-9005
「子供の癇癪で気が滅入ってしまっているんですけど、相談先、こちらでよかったですか?」
と電話で半分泣きながらいうと、すぐに「大丈夫ですよ」と、担当の人に繋いでくれました。
地域ごとに担当の方がいらっしゃっるそうで、その方が親身に話を聞いてくださいました。
ぐちゃぐちゃだった気持ちを受け取ってくださったので、30分ほど話をして気持ちを落ち着かせることができたので、感謝してます。
そして「良かったら一度会ってお話ししませんか」と言ってくださり、しかも子供を連れて行ってOKで、子供の相手をしてくださる方もお一人予定を押さえて下さいました。
我が家の場合は、そうして私の話を聞いてくださる方と、子供の相手をしてくださる方、お二人が担当してくださり、月1〜2回、子供と私、お互いが息抜きの時間が取れるようになりました。
ただ、こちらの教育相談課は私たち親側の気持ちの整理のお手伝いをしてくださるイメージで、子供自身を観察してどうすべきか、みたいな方針のアドバイスを専門にされている場所ではありませんでした。
不登校など子供に焦点を当て、子供の適性をみてもらえるのは、後述する「教育研究所」が該当部署になっていました。
教育研究所についてお伝えする前に、育児相談課で可能なことを簡単にまとめておきます。
育児相談課で可能なことその1
電話か面談での定期的な相談が可能です。
担当の人がついてくださるので、何度も同じことを話す必要はなく、継続して相談できます。
相談、と言っても、とにかく現状の愚痴を聞いてくれる大人と話したい、というくらいの思いでも受け止めてくださるのがありがたかったです。
私の場合は人に話すことで整理もつくというのもあって、何が一番困っていて、どうしたいのかなど、話していくうちに方向性が見えてきたというのもありました。
基本的に否定せずに褒める、というスタンスで対応してくださるので、そういう場所だとはわかっていても、やってきたことを「頑張りましたね」と言って認めていただけるのも良かったです。
育児相談で可能なことその2
私が担当の方と相談している間、子供は別の方が相手をしてくれるので、完全に子供と離れて別室で話ができました。
1時間だけでも子供と離れる時間が作れたのもありがたかったです。
学校に行かないとなると、ずっと一緒にいることになってしまうので、お互いに安心してお互い以外の人と過ごす時間ができたというのがとても気持ち的に助かりました。
子供の対応に慣れていらっしゃるベテランの方が遊んでくださったせいか、子供もすぐに懐き、「楽しかった」と言って、その後も嫌がらずに一緒に市役所まで出かけることができました。
また、子供の相手をしてくださった方から、子供の気になる言動など含め、子供と遊んだ感想を聞けるのも良かったです。

教育研究所
ネットで「川口市 不登校 相談」と調べると、川口市の教育相談のページが最初に出てきます。
お役所ページなので、精神的に参っている時に見ると結構「うっ…」となるとても真面目なページです。
ですが、「もしかして我が子はグレーゾーンていうあれかな」とか「凸凹があるタイプなのかな」という思いがあるのなら、相談してみるのがおすすめな先です。
私は子育て相談課で話をして、自分の気持ちが一旦落ち着いてきた頃に教育研究所の存在を知って、教育研究所にも相談してみる流れになりました。
電話相談も直接相談も可能です。
電話:048-267-1123
私はちょうど直接面談での相談が可能な場所に住んでいたので、以下の場所に直接行って相談しました。
直接面談:
- 上青木公民館(2階 ミーティング室):火曜日
- 戸塚公民館 (2階 会議室):水曜日
- 新郷公民館 (2階 ミーティング室):木曜日
新規の相談受付が9:00~10:00です。
予約不要でいきなり行って空いてたらすぐ話を聞いてもらえるという気軽さです。
私が行ったときも誰もおらず、すぐに話を聞いてもらえました。
ただ、持ち時間が30分しかありません。
的確に困っていることを伝える必要があります。
私の場合は
- 行き渋りで子供が家にいる時間が長く、癇癪がある
- 私自身も子供の癇癪に釣られしまい気が滅入る
- 子供は小さい頃から偏食があり、こだわりが強いと感じている
- 私自身が子供に何をしてあげたらいいのかわからなくなってる
等を訴えました。
私の場合は、30分間で話した内容を聞いてくださった方が「研究所に持ち帰って、研究所内で共有した後、電話します」とおっしゃり、実際、後日すぐに電話をくださいました。
結果的に我が家は、カウンセラー面会と医療相談を持ちかけられたので、勇んでお願いしました。
教育研究所で可能なことその1
担当の方が支援の必要性に応じて、カウンセラーの方との面談を進めてくれます。
もちろんこちらの希望の有無を聞かれますので、したくなければお断りすれば大丈夫です。
私は藁にもすがる思いだったので、是非ともとお願いしました。
カウンセラーの方が子供ともじっくり向き合ってくれて、どんな特性があるのか等をプロの目でみてもらえました。
私の場合はこれがありがたく、カウンセラーの方がまとめてくださった特性は、私が悩ましいと思っていたことを全て言語化してくれたものになり、学校との話がとてもしやすくなりました。
教育研究所で可能なことその2
同じく担当の方が必要と判断してくださると、専門医との面談もできます。
これももちろん希望の有無を聞かれ、嫌ならお断りできます。
私はお願いすることにしました。
ただ、所属学校の校長先生からの申し込みが必要とのことで、学校を巻き込むことになる申し訳なさと、学校に電話をしてお願いするという手間がかかります。
精神的に参っていると、これ以上学校に迷惑かけるのか、人の手を煩わせるのか、という部分で引っかかってしまいがちですが、我が家の場合は学校も思っていたより全然協力的でした。
すぐに動いてくださり、最速の面談日を取り付けてもらえました。
ただ、やはり希望者も多いようで、希望してから約2ヶ月待つことになったので、希望する場合は早めにお返事するのが吉です。
とはいえ、この医療面談は30分程度の時間しかなく、子供とじっくり向き合っていただけるわけでもないので、医学的な診断書が降りるわけではなかったです。
どちらかというと、「話を聞いてもらった」「専門医の先生の意見が聞けた」という感じで、方向性に間違いがないかの再確認ができたという安心感を、私が得られた、というのが個人的な感想です。
あとはやはり、学校と話をするときに、説得力は増します。
「医療相談で専門の先生にこういう傾向があると言われました」と学校側にも話せるので、特別対応をお願いする際に、”親が思っている”というだけでなく、”専門の第三者の目から見ても助けが必要だと判断されている”と話せるのは心強かったです。

川口市で不登校の相談先で、行き渋り実体験からのおすすめは?
私の場合、最初にうまく情報が取れていなかったので、教育研究所への相談タイミングが遅くなってしまいました。
実は就学前に気になることがあって一度相談の電話をしたことがあったのですが、その程度なら普通級で十分だろうということを言外に言われた感じになって終わっていた覚えがあって、相談先として適切なのかどうか不安があって後回しにしてしまいました。
ですが、いざ行き渋りになって、家では癇癪を起こすなども出てきて、本気で困っていることを伝えたら、その先が早かったです。
この本気で困っていることを整理して端的に話ができたのは育児相談の方と話をしたからかな、という感触もあります。
教育研究所で言われたことを、育児相談の担当の方に話をすることで気持ちの整理にもなりますし、並走してくれる味方がいるという心強さもありました。
この経験から、育児相談と、教育研究所、両方並行してお世話になるのが良いのではと思ってます。
川口市で不登校の相談先は?行き渋り実体験からのおすすめまとめ
川口市で不登校の相談先を簡単にまとめると
- 育児相談課:048-259-9005:親の心の整理向き
- 教育研究所:048-267-1123:子供の特性の把握等
という感じです。
市の「育児相談課」は担当の方が親身に話を聞いてくれ、面談中は子どもの相手もしてくれるため、親子ともに安心できる時間が得られました。
「教育研究所」ではカウンセラーや専門医との面談を通じて、子どもの特性が明確になり、その結果、学校との連携もしやすくなりました。
私としては、育児相談で心を整え、教育研究所で専門的支援を受ける——この二つの支援が、不登校の対応において大きな助けになったと思っています。
不登校や行き渋りで行き詰まった感覚でいる方の参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

